Airpods Max を雑に置けるスタンドを作った

Airpods Max は癖が強い。電源ボタンの概念がない。左右のカップの特定の場所に磁石を当てると電源OFFになる。この仕組みで、標準添付の袋(?)に入れると電源OFFになる。袋から出すとONになる。サードパーティーのスタンドやケースも、この仕組みに準拠して、置くとOFF、取るとONになる。

しかし不満がある。雑に扱えない。標準添付の袋は、アームを最短まで縮めてから入れる必要がある。一定までは伸ばしたままで大丈夫だけど、かなり窮屈である。ダルい。市販されてるスタンドも、磁石エリアが細いものが多く、ちょっと雑に置くと、磁石から外れて電源OFFにならない。ダルい。ほんとうにダルい。

なんで人間がそんなキッチリ行動できると思っているのか。もっと雑に置きたい。

ところでここに、2x4木材と、Airpods Max を ON/OFF できる磁力を持ってるテープがある。ちょっと作ってみようじゃないか。

素材

素人でもまっすぐに切れる(切れない)ガイドを添えて、

切ります

切れました。短いのは10cm、長いのは25cm。短かいほうは充電ケーブルを通せるように溝を掘りました。

切れた

v1。失敗

頭に被ってた Airpods Max を外した形そのままを置けるのを目指した。しかしこれは失敗で、2x4材の幅がわずかに広く、斜めに渡した磁石テープが確実には当たったままにならず、置いたときOFFれたり、OFFれなかったりで、挙動が安定しない。精度を高める工夫をしたらイケたかもしれないけど、絶妙な斜め加減を出せそうもなかった。諦めた。

v1

v2。成功

頭に被ってた Airpods Max を外して、キュッと捻ってから置く。これは成功。2x4材の上端から12cmの位置から、6cmにわたって磁石テープを敷き詰めた。バンドを最短にしても、最長にしても、最短と最長の間のどこかにしても、置けば確実にOFFれる。磁石テープが木材の横幅いっぱいにあり、かつ、縦幅6cmにあることで、だいぶ雑に置いても両カップの磁石に確実に当たるようになった。

v2

反対面

材料細目

磁石テープはこちら。床に貼って余ってたのを使った。

2x4木材は楽天で探して買ったけど余ってたのを使った。

ネジは、

  • 磁石テープの固定には、2x4材を貫通しない長さである、28mmネジを使った。
  • 木材同士の固定には、2x4材を貫通する長さである、55mmのものを使った。
    • 何か家具の予備ネジと思われる。