5年ぶりに圧倒的高性能PCを組んで満足した

動機

  • M75q-1 TinyのCPUパワー不足を解消したい
  • メーカーやショップのBTOで、グッとくるものが見当たらない
  • マネフォで自分の口座残高を見て、多少は散財してよいように思えた

部品を揃える

勢いで揃えた。約23万円。

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大枠のところは、

  • わかりやすく高性能なRyzen 9
  • Ryzen 9が乗るMini ITXマザボ
  • Ryzen 9に耐える電源と水冷が納まるMini ITXケース

あたりで組み合わせを模索した。

CPU: わかりやすく高性能

66000円。M75q-1はRyzen 5 3500GE (4コア8スレ)なので、わかりやすく高性能なものを狙ってRyzen 9 3900XT(12コア24スレ) にした。Threadripperも検討したが、Mini ITXなマザボが無さげなので、見送った。

www.amd.com

ケース: めんどくさくなくて、邪魔じゃないやつ

49000円。NZXT H1 にした。電源と水冷がバンドルされているのが「めんどくさくない」。約19cm x 約19cm x 約40cmという、2個の立方体を重ねた外寸というのが「邪魔じゃない」基準でグッと来て選んだ。

www.nzxt.com

マザボ: ASUSの高いやつ

40000円。そういやマザボに何万円も出したことねえな、どんなもんだろうと。さらに「ASUSマザボは鉄板」という昔の信仰で選んだ。

www.asus.com

メモリ: crucialの64GB

39000円。今回もcrucial。無邪気にnon-ECC。たっぷりあるのは正義。M75q-1とは規格が違うので、改めて購入した。

www.crucial.jp

GPU: M75q-1のCPU内蔵GPU Vega 11よりは高速高性能なやつ

29000円。Geforce GTX1660 Super。最新最高速ではないけど、M75q-1のCPU内蔵GPU Vega 11よりは、ずっと速い(らしい)。

www.zotac.com

他は、家にあった部品を流用した

組み立て、使えるようにする

部品構成からして、圧倒的高性能は確信していたが、急いて雑に進めたら遠ざかったので、メモしておく。

素直にクリーンインストールしとけばよかった

M75q-1 からSSDをそのまま攫ってきて刺して、なんとかならないか試行錯誤してた。結果は何とかなりそうで、何ともならなかった。

  • M75q-1 からSSDをそのまま攫ってきて刺した。モニタ(A)に映らない。これをモニタ(A)と称することにする。映らないので、何が起きているか、何も起きていないか不明。
  • 何が起きてるか不明なので、バラして、再度組み立てて、まあやっぱりモニタ(A)に映らない。マザボのPOSTのLEDは、電源ONから各色に遷移した後に消灯しており、つまり異常なしと言ってる。イラァ.....初期不良かテメェ....。
  • UbuntuGRUBからリカバリモードで起動すると、これは映る。映るが、640x480なので、実用ではない。
  • 別のモニタ(B)に刺したら映って、ふつうに使えた。この時点で、初期不良ではなく、見えてないだけで起動はしており、モニタ(A)と自作PCの間の何かがダメなんだな、まで確信した。

モニタ(A)と、今回の自作PCの間には、以下記事のとおり、HDMI中継するサウンドバーと、HDMIタコ足がはさまっているので、どっちのせいか切り分けを行なった。

sasasin.hatenablog.com

  • モニタ(A)に、HDMIで直で刺したら映って、ふつうに使えた。
  • モニタ(A)、HDMIタコ足、自作PCでつないだら、映って、ふつうに使えた。
  • モニタ(A)、サウンドバー、自作PCでつないだら、映らず、応答なし。
  • モニタ(A)、サウンドバー、HDMIタコ足、自作PCでつないだら、映らず、応答なし。

サウンドバーーーーこの野郎まさかと思いサウンドバーのマニュアルを眺めると、HDCPがどーたらとかある。Ubuntu側に入れてあるGPUドライバは、OSSなnouveauなので、よく知らんが何か足りてないのかも。Nvidia謹製GPUドライバにしたら映った。

  • モニタ(A)、サウンドバー、HDMIタコ足、自作PC(Nvidia謹製のGPUドライバ)でつないだら、映って、ふつうに使えた。
  • 映るならもういいかなと思ったのも束の間、電源ON/OFF、再起動すると、映らず応答なしが頻発するようになった。

ここまで5時間くらい粘ったが、いよいよ面倒くさくなった。/home を丸ごとtar.gzに固めたバックアップ取って、SSDをフォーマットした更地にUbuntu20.04を入れなおした。追加のキッティングは、いつもの秘伝のシェルスクリプトとAnsibleで、一瞬で終わった。最後にバックアップから必要なものだけリカバリして、安定動作してくれた。

github.com

M75q-1の内蔵GPUは意外に高性能だった。きちんと比較すべきだった

最初は別の1枚を買ってた。6900円。GeForce GT710。Ubuntuにするし、ゲームもやらないので、マザボオンボードGPUか、CPU内蔵のGPUで全然OKだった。しかしRyzen 9はGPUを別で用意する必要がある。しぶしぶ、HDMIで4k出せて、ファンレスで、とにかく安いのを、として選んだ。もっと安価でファンあり空冷のがあったけど、ファンの耐用時間が短かそうな気がしたので、ファンレスがあるならファンレスを選びたかった。

www.asus.com

ウキウキで組んでみたら、SSD横着とサウンドバーのせいで散々で、ようやく映ったと思ったら640x480で、Nvidia謹製ドライバ入れて4kで映ったと思ったら、もっさーカクカク。カクカクするの意味わからんぞと方々調べて、そもそもの性能が足りてないんじゃないかと、ベンチマークの参考値を探した。GeForce GT710は、M75q-1のRyzen 5 3400GEの内蔵GPU Vega 11 と比較して、だいぶ低い。くそっ。

pcfreebook.com

6900円は sunk cost 埋没費用として忘れることにした。ファイナンスで勉強したやつ。

低性能を我慢する意味が皆無なので、ちゃんと性能あるやつを改めて買う。Vega 11と性能で同等以上を探すと、8000円以上になる。15000円くらいで買えるやつを選べば間違いなさそう。ただ、ちょっと待てよ、GPUに自腹で1万円以上を出したことがないのを思い出した。このままでは墓標に「生涯GPUに1万円以上を出さずに終わった男」と書かれかねない。これは道楽である。ここらで3万くらいのを使ってみてもバチは当たらんだろう。というか3万出すとどのくらい変わるのか体感する必要がある。などとGeForce GTX1660 Superの29000円(税込)を選んだ。消費税が入れば30000円越えるだろうと思ったら税込なのは誤算であった。ダサい。

ちゃんとスルスルサクサク動くようになって満足している。

memtest86営利企業から無料版を落として使える

64GBの4passに、11時間かかった。運よくエラーは見つからず安堵した。

そういえばUbuntuのインストールメディアにmemtest86って同梱されなくなったなとググったら、memtest86の原著者がPassMark社に売却したとかの経緯があって https://www.memtest86.com が、あのような様子になってるらしい。

memtest86はFreeのをダウンロードして、unzipすると、取説PDFとUSBメモリ用のイメージファイルが出てくる。取説PDFを読み、USBメモリに書いて、刺して起動すれば使える。取説PDFを読め。ほっとくとシングルコアで動くので、いったん(C)で設定画面を出して、CPUはパラレルに設定してからmemtestする。

www.memtest86.com

Unifying が不安定「になった」?

Unifyingで接続してるキーボードとマウスが、突如として切れる。頻発する。M75q-1で使って、まったくそんな感じはなかった。どこに原因があるか。よくわからない。

対症療法だが、キーボードもマウスも、UnifyingとBluetoothで接続できるので、Unifyingで切れたら、Bluetoothに切り替えて良しとしている。

設置

段々になるようモニターとPS4の間に置いてみた。黒家電の並びに馴染んでいる。

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ゲーム向けを名乗る部品が多いけど、無闇に光らず好感がもてる。M75q-1では冷却ファンが唸っていたような負荷も、静かなまま捌いている。

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12コア24スレ、メモリ64GBなタスクマネージャーの様子。暇そうにしている。

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参考

部品はツクモamazonから購入した。

むすび

全部品を不満ない性能で選び、めんどくさいのは適度に金で解決しつつ、PC自作を満喫できた。